前に進むということ。

僕は彼女と幸せな日々を過ごしていた。

僕は数多くの女の子とナンパで出会ってきたが、
きっと彼女に出会う為にナンパをしていたんだと実感した。

 

僕は彼女を口説く為に、今まで数多くの女の子を
口説いてきたんだと感じていた。

 

今までやってきたことは全て、本当に愛する人と出会う為に。
それが恋愛を学ぶ本質であると思った。

 

僕は彼女に出会い、今までの女の子を絶った。
もうナンパも必要ないと思った。

 

彼女と僕はお互いの自宅へ何度も泊まりあった。

彼女と付き合い数か月経ったある日、
彼女が仕事後に僕の自宅へ来た。

 

「何食べようか?」と聞くと、

 

「これから会社の飲み会があるんだ~」
という彼女。

 

僕は彼女に何か違和感を感じた。

 

彼女はバッグと上着をソファーに置いて、
シャワーを浴びに行った。

バッグの中で携帯が鳴った。
その時、彼女の上着から携帯のバイブ音が鳴った。

 

えっ!?

 

携帯を2つ持ってる?

 

僕は知らなかった。

 

僕は彼女の上着から携帯を出すと
男からの着信だった。

 

電話が鳴りやむと、画面にはLineのメッセージがズラーッと表示された。
男の名前だ。

 

「また会いたな^^」と一言。

 

僕はショックを受けた。

さらにLineが届いた。
電話の男の名前だ。

「もうすぐ〇〇に着くよ」

会社の飲み会じゃないのか?

 

僕は携帯を上着に戻し、仲間に連絡を入れた。

彼女が自宅を出ると、僕は仲間の元へ行った。

 

仲間に全ての事情を話した。
仲間が僕に携帯の写真を見せてきた。

 

彼女と男が映っている。

 

彼女と男の待ち合わせ場所に仲間が張って
写真を取っていた。

 

男と抱き合っている写真もあった。

 

僕は彼女と距離を置いた。
しばらくの間、まともに眠ることが出来なかった。

 

僕の感情は掻き乱れていた。

 

仲間は僕にその女は辞めておけという。

 

「うるせー!」

 

僕は言葉を投げつけて仲間の元を去った。

 

他の友人も同じことを言う。
その度に僕は怒鳴りつけて立ち去っていた。

 

解っていた。
みんなの言う通りなことは解っていた。

 

だけど、僕の頭が整理出来なかった。

 

彼女に何が合ったのか答えが解らなかった。
何かの間違いなのか?

どんなに考えても答えが見つからない。

 

彼女からは何度も会いたいという連絡が来る。

 

僕は彼女をある店に呼んだ。

 

事情を全部話した。
もう会うことは無いことを告げた。

 

彼女は泣きながら言う。

僕と付き合ってて幸せだった。
僕に他の女が出来ることが不安だった。
もしかしたら他にも女がいるかもしれないと感じていた。
そんな不安から逃れるために男と遊んでいた。

 

彼女も常に不安を感じていた。

 

だけど、僕の信用はもう戻らない。
僕は彼女を置いて支払いを済ませ店を出た。

 

僕はしばらく考えていた。
僕は彼女に裏切られたんだ。
それはなぜ?

 

やはり彼女を安心させることが出来なかったからだ。

 

裏切られる方が悪いんだ。
僕は彼女を信じて沢山のものを失った。

 

簡単に信用してはならない。
女性は簡単に嘘をつく。
だけど、本当に嘘をつけないものがある。

 

それは言葉ではない。行動が全てだ。

 

そして解ったことが魅了出来なければならないんだ。

 

今回の件で明確に見えたことがある。
それは、僕はもっと前に進まなければならない。

 

また、僕はナンパを再開した。

 

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